銀行の事業融資〜証書貸付〜
事業融資の一つである証書貸付とは、「金銭消費貸借契約書」という書類に
借入金額や金利、期間、返済方法などを記入して、銀行と契約を交わすものです。
手形貸付とは違い、1年を超える長期資金の事業融資になります。
証書貸付での事業融資には、主に設備資金と運転資金があります。
設備資金は、企業が新たな工場建設のための資金や設備の購入に使う資金です。
設備資金は、多額な費用が必要なために長い借入になることがほとんどです。
返済期間を短くしてしまうと毎回の返済額が増えるので、
資金繰りが悪くなってしまうからです。
スポンサードリンク
また運転資金は、通常、1年以内の短期借入ですが、
1年以上の長期で借り入れることもあります。
これは企業側からみると短期借入より長期で借入したほうが
返済額の負担が減り、安定的に長期資金を組めば、
事業計画も立てやすいということがあります。
ただ運転資金の事業融資で5年超の借入はまずできないといっていいでしょう。
銀行は長期の融資はそれだけ貸倒リスクが高くなるので、長期融資を嫌います。
また運転資金は本来、短期融資という理由からも、5年超の融資はとても難しいです。
証書貸付の返済方法は、「元金均等返済」が普通です。
これは、毎月、同じ金額を返済する方法になります。
基本は毎月返済になりますが、3ヶ月ごと、半年ごとの返済方法もあります。
また最終返済日に一括で返済する方法もありますが、
一括返済での返済はほとんど選択できません。
というもの、長期の融資はその分リスクが高く、さらに一括返済というのは、
相当なリスクを伴うからです。
証書貸付での事業融資は上記でも述べたように「金銭消費貸借約定書」を
銀行に差し入れるのですが、この契約書のコピーはとっておいてください。
また「金銭消費貸借約定書」に署名・捺印する前に、契約書上に記載されたある
「条項」をよく確認してください。
何か銀行とトラブルがあった場合などに読んでおいて損はありません。
スポンサードリンク
- http://yusi01.blog94.fc2.com/tb.php/32-1bfe6171
0件のトラックバック
コメントの投稿